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杢 目 金(もくめがね)

JAPAN CREATION

杢 目 金

MOKUMEGANE

杢 目 金

 

江戸時代に武士の刀(鐔つば)を飾った杢目の模様は違う何種類もの地金(金、銀、銅やそれらを混ぜた合金)を多数重ね合わせ、それを高温の炎の中で融着(鍛接)させ更に打ち延ばして一枚の地金プレートに創り上げたものでした。

お菓子で言うと多層に積み重ねたミルクレープをぎゅっと押しつぶし、上をスプーンやフォークで掘っては下敷き等で平面になるまで押し当てたら、下の層の杢目模様が見えると言ったところでしょうか。

金属となるとスプーンで掘ったり下敷きを押し当てるような簡単なものではなく、融点の違う金属を積層状態で融着させ徐冷後その表面を鏨(たがね)で彫ってはその深さまで打ち延ばしの繰り返しなので大変な時間と手間がかかります。

秋田の刀匠が考案し江戸に広まったこの技法は口伝えのみで文献が無いため現在では幻の彫金技法とまで言われています。

欧米でも日本の杢目金を MOKUMEGANE とそのままの名前で呼び高く評価を得ています。
本来日本古来の特殊技法であったのに日本で知名度がない事を残念に思い義父の指導の下、主人が試行錯誤しながら試作を重ね作品を創り上げました。

表面に出て来るので多層金属による再現不可能な唯一の柄がプレート(板)に広がりオリジナル性の高い作品を創り出せます。

元々は武士の間で流行った文様なので男性にも選んで頂きたくデザインしたペンダントもございます。
男女兼用でもまた創り上げたそのプレートの柄は唯一のものなので大切なパートナーとお揃いの柄でお着け頂けましたらより絆が深いジュエリーとなります。

 

price \330,750

 

制作工程

制作工程1

使用する地金を用意する
(金・銀・銅・赤銅など)
 
制作工程2

酸化しないよう重ね合わす
お菓子でいうとミルフィーユのよう
制作工程3

高温の炎で融着、
幾度も叩いて薄くする

 
制作工程4

鑢(ヤスリ)で磨ったところ
 
制作工程5

叩き延ばしてはプレートに鏨(タガネ)やドリルで表面を刻む
制作工程6

また何度も叩き延ばして美しい杢目模様の一枚の板が出来上がる
二度と同じ柄にならないオリジナル模様です

 

 

制作者:周防貴紀・石井恵理子

 

 

制作の流れ